2011/03/09 17:00:39
卒業証書を受け取る卒業生に、保護者の皆様の感動とちょっぴりの寂しさが入り混ざった独特の雰囲気の中、本日95名の卒業生は立派に羽ばたいて行きました。
在校生の送辞、卒業生の答辞の堂々とした姿、立派でした。
「仰げば尊し」「3月9日」「旅立ちの日」を涙ながら歌う卒業生、心が震えました。
私は式場を退場した後、思わずハンカチで涙をぬぐってしまうほどの感動を覚えました。
卒業生の想い、在校生の想い、先生の想い、そして保護者の皆様の想いがたくさん、たくさんつまった、感動の卒業式でした。
最後に、本日私が卒業生に贈った祝辞を記載します。
祝 辞
平成二十二年度第六十四回卒業証書授与式に際し、PTAを代表して祝辞を申し上げます。
神峰の山に春の訪れを感じるこの良き日に、助川中学校の全課程を立派に修了された卒業生の皆さん、ご卒業誠におめでとうございます。
卒業生の皆さんは、今朝どんな想いで制服に袖を通しましたか?
三年前、初めて袖を通した時は、ブカブカだった制服が、心と身体の成長、そしてこの三年間に刻んできたたくさんの思い出で、小さくなってしまったことでしょう。
でも、その思い出は、楽しかったこと、うれしかったことばかりではなかったと思います。
時に、些細なことで傷付き、「どうして?」「なんで?」と誰に問いかけても答えが見つからず、悩み・苦しんだこともあったことでしょう。
あるいは、「しょうがないんだ」と自分に言い聞かせ、作り笑いをしながら、陰で涙を流したこともあったかもしれません。
そんな時、私たち大人は、思春期という言葉で片付け、もがき・苦しんでいる君たちに声をかけてあげられなかったかもしれません。
上手に話を聞いてあげられず、突き放してしまったこともあったかもしれません。
許してください・・・。
でも、これだけは絶対に忘れないでおいてください。
私たち大人は、君たちを育て、教え、導き、見守っている人は、自分のことでは泣けなくても、君たちのことでは心から泣くことができることを・・・。
君たちのことではいくらでも頑張れるってことを・・・。
親は「宿題はやったか」「忘れ物はないか」、無口になれば「何かあったのか」と、口うるさく言ったこともあったでしょう。
正直、うざかったこともあったでしょう。
それは、君たちのことを大切に、そしてかけがいのない宝物と想っているからこそです。
先生方は、君たちが迷い・苦しんでいる姿を見て、導いてくださいました。
地域の方は、いつも見守ってくださいました。
後輩のみんなは、君たちの姿、背中を一生懸命に追いかけてきました。
目には入ってこなかったかもしれませんが、いつも誰かが君たちのことを想っているのです、考えているんです。
君たちが発する「ありがとう」には力があります。
人を繋ぐ「絆」を作る力があります。
君たちの「ありがとう」の一言が、友達、先生、家族、周りの人たちが頑張れる力をもたらすことができるのです。
どうか感謝の気持ちを持ってください。
そして心から「ありがとう」と口に出せる人物となってください。
保護者の皆様、お子様のご卒業、心からお祝い申し上げます。
また、お子様の在学中は、PTA活動にご理解・ご協力頂き、誠にありがとうございました。
私たち親にとりまして、子は宝でございます。
生まれたとき、腕の中に、大切に抱いた小さな宝物が、ちょっと生意気にはなったかもしれませんが、光輝く、大きな宝物へと成長されました。
これからも皆様の大切な宝物が、さらなるに大きな光を放ち、成長されていく姿を、この先も変わらぬ愛情で接し、より太い親子の絆を築いていただければと思います。
そして、本日はご多忙中のところ、ご来賓の皆様方にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。
また最後になりますが、素晴らしい卒業生を育ててくださいました、木村校長先生をはじめ、教職員の皆様に、厚く御礼を申し上げます。
さて、卒業生の皆さん、いよいよ羽ばたきの時です。
助中卒業生としての誇りと、感謝の気持ちを忘れることなく、夢に向かい、大きく羽ばたいて行ってください。
皆さん一人ひとりの大いなる活躍を祈り、私の祝辞とさせていただきます。
平成二十三年三月九日
日立市立助川中学校父母と先生の会 会長 熊﨑浩人
在校生の送辞、卒業生の答辞の堂々とした姿、立派でした。
「仰げば尊し」「3月9日」「旅立ちの日」を涙ながら歌う卒業生、心が震えました。
私は式場を退場した後、思わずハンカチで涙をぬぐってしまうほどの感動を覚えました。
卒業生の想い、在校生の想い、先生の想い、そして保護者の皆様の想いがたくさん、たくさんつまった、感動の卒業式でした。
最後に、本日私が卒業生に贈った祝辞を記載します。
祝 辞
平成二十二年度第六十四回卒業証書授与式に際し、PTAを代表して祝辞を申し上げます。
神峰の山に春の訪れを感じるこの良き日に、助川中学校の全課程を立派に修了された卒業生の皆さん、ご卒業誠におめでとうございます。
卒業生の皆さんは、今朝どんな想いで制服に袖を通しましたか?
三年前、初めて袖を通した時は、ブカブカだった制服が、心と身体の成長、そしてこの三年間に刻んできたたくさんの思い出で、小さくなってしまったことでしょう。
でも、その思い出は、楽しかったこと、うれしかったことばかりではなかったと思います。
時に、些細なことで傷付き、「どうして?」「なんで?」と誰に問いかけても答えが見つからず、悩み・苦しんだこともあったことでしょう。
あるいは、「しょうがないんだ」と自分に言い聞かせ、作り笑いをしながら、陰で涙を流したこともあったかもしれません。
そんな時、私たち大人は、思春期という言葉で片付け、もがき・苦しんでいる君たちに声をかけてあげられなかったかもしれません。
上手に話を聞いてあげられず、突き放してしまったこともあったかもしれません。
許してください・・・。
でも、これだけは絶対に忘れないでおいてください。
私たち大人は、君たちを育て、教え、導き、見守っている人は、自分のことでは泣けなくても、君たちのことでは心から泣くことができることを・・・。
君たちのことではいくらでも頑張れるってことを・・・。
親は「宿題はやったか」「忘れ物はないか」、無口になれば「何かあったのか」と、口うるさく言ったこともあったでしょう。
正直、うざかったこともあったでしょう。
それは、君たちのことを大切に、そしてかけがいのない宝物と想っているからこそです。
先生方は、君たちが迷い・苦しんでいる姿を見て、導いてくださいました。
地域の方は、いつも見守ってくださいました。
後輩のみんなは、君たちの姿、背中を一生懸命に追いかけてきました。
目には入ってこなかったかもしれませんが、いつも誰かが君たちのことを想っているのです、考えているんです。
君たちが発する「ありがとう」には力があります。
人を繋ぐ「絆」を作る力があります。
君たちの「ありがとう」の一言が、友達、先生、家族、周りの人たちが頑張れる力をもたらすことができるのです。
どうか感謝の気持ちを持ってください。
そして心から「ありがとう」と口に出せる人物となってください。
保護者の皆様、お子様のご卒業、心からお祝い申し上げます。
また、お子様の在学中は、PTA活動にご理解・ご協力頂き、誠にありがとうございました。
私たち親にとりまして、子は宝でございます。
生まれたとき、腕の中に、大切に抱いた小さな宝物が、ちょっと生意気にはなったかもしれませんが、光輝く、大きな宝物へと成長されました。
これからも皆様の大切な宝物が、さらなるに大きな光を放ち、成長されていく姿を、この先も変わらぬ愛情で接し、より太い親子の絆を築いていただければと思います。
そして、本日はご多忙中のところ、ご来賓の皆様方にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。
また最後になりますが、素晴らしい卒業生を育ててくださいました、木村校長先生をはじめ、教職員の皆様に、厚く御礼を申し上げます。
さて、卒業生の皆さん、いよいよ羽ばたきの時です。
助中卒業生としての誇りと、感謝の気持ちを忘れることなく、夢に向かい、大きく羽ばたいて行ってください。
皆さん一人ひとりの大いなる活躍を祈り、私の祝辞とさせていただきます。
平成二十三年三月九日
日立市立助川中学校父母と先生の会 会長 熊﨑浩人
PR